こんにちは、テゲレッドです。今回は「ワンデーピュアうるおいプラス」を最安値で買う方法についてお伝えします。これは普段使っているコンタクトを安く買う方法に通じますので、違うコンタクトを利用されている方も是非最後まで読んで頂ければと思います。
毎月1箱、両目で2箱消費するコンタクト。どうせ毎月同じものを使う1円でも安く買いたいですよね。
楽天、アマゾン、価格ドットコム、またはGoogleで検索し、広告商品から最安値商品を探し…。
正直大変です。
しかしながら、コンタクト業界の仕組やルールを理解すると、もしかしたら普段購入しているコンタクトが安く買えるかもしれません。
今回は、シードの「ワンデーピュアうるおいプラス」を例に安くコンタクトを買う方法をお伝えします。
結論から申し上げると、パレンテ社が販売している「WAVEワンデーU+」は、「ワンデーピュアうるおいプラス」とパッケージが違うだけで全く同じ商品です。
「WAVEワンデーU+」は楽天ですと2箱セットで2,560円、1箱1,280円。「ワンデーピュアうるおいプラス」は2箱で3,200円、1箱1600円となっており、1箱当たり320円も違います。
「ワンデーピュアうるおいプラス」が1,280円で売ってるのは見たことがないので、恐らくこの中身が同じ「WAVEワンデーU+」は「ワンデーピュアうるおいプラス」の最安値商品と言っても過言ではなさそうです。
パッケージは違えど商品内容は同じことがある
実際に工場を持ち製造から販売まで行ってるのがSEED社で、工場は持たないけれどECサイト含め販売力を持っているのがパレンテ社になります(ECサイトでの販売シェアは20%らしい)。
SEED社からすると自社製品の「ワンデーピュアうるおいプラス」をパレンテに積極的に売ってもらいたいところですが、同社はSEED社以外の製品も多数取り扱っています。
であればメーカーからすると販売力のある会社にパッケージを変えて、販売会社の自社ブランドとして販売してもらう方が、優先的に販売してくれるのではないかと考えるのがメーカー側の思惑。
いわゆるPBブランド(プライベートプランド)になるわけですが、SEED社からすれば販売力のある会社に纏まったロットで卸すことができればスケールメリットがあるので、多少利益率が減るとしても安定した売上利益を確保することができます。
販売会社からすれば自社ブランド商品として販売を行うことで、顧客との信頼感やリピートを増やすことができますね。
どこを見れば同じ商品か分かる?
では「パッケージ違い」であることはどこを見れば分かるのでしょうか。
確認する方法はいくつかあります。
医療機器承認番号を見る
コンタクトには必ず医療機器承認番号が付与されており、ECサイトの販売ページには製造販売元が書かれています(載ってなかったりしますが)。
「WAVEワンデーU+」と「ワンデーピュアうるおいプラス」の医療機器承認番号を記載してみます。
商品名 | 医療機器承認番号 |
---|---|
ワンデーピュアうるおいプラス | 22100BZX00759000 |
WAVEワンデーU+ | 22100BZX00759A01 |
パッと見て分かる通り、下3桁目の数字が異なるだけで、他が同じですね。
この医療機器承認番号には意味があって、MORECONTACTや厚生労働省のサイトに分かりやすい解説がありました。
簡単に言うと下3桁だけ違うときは、パッケージを変えた同じ商品だという事です。
シード社のは「000」で、パレンテ社のは「A01」となっていました。下記引用は長くなるので読み飛ばしてもらって構いませんが、
- 自分の利用している商品が「000」なら、「A01」「A02」などがないか調べる
- 利用商品が「A01」なら「000」や「A02」などを調べてみる
複数販売名に係る承認(認証)番号の取扱い
複数販売名通知に基づき承認(認証)申請された医療機器についての承認(認証)番号の付与方法については、次のとおりとすること。1.複数販売名通知に基づき承認(認証)される医療機器のうち、申請書の添付資料が省略されていない医療機器に係る承認(認証)番号については、複数の販売名を持たない承認(認証)と同様に、承認(認証)番号の下3桁(以下「サブ番号」という。)を「000」として付与すること。
(例)22600BZX12345000
2.複数販売名通知に基づき承認(認証)される医療機器のうち、申請書の添付資料が省略されている医療機器に係る承認(認証)番号については、サブ番号以外の13桁の番号を上記1で付与した番号と同一とした上で、サブ番号については当該医療機器の承認(認証)ごとに、以下の例に従って、「A01」から「M99」までのアルファベットと数字による連番を付すこと。ただし、サブ番号のうち上1桁目のアルファベットについて「I(アイ)」は数字の「1」と混同するため、また、下2桁の数字「00」は上記1と区別するため用いないこと。
承認番号及び認証番号の付与方法について
ちょっと面倒ですが、コンタクトは毎日利用しますし、1箱300円違うと、両目で600円、年間7,200円も変わるので、まずは自分が使っている商品の医療機器承認番号を調べてみましょう(^^)/
製造販売元を見る
こちらは「WAVEワンデーU+」の製造販売元が記載されている画像ですが、しっかり株式会社シードと書かれています。
たまにECサイト上には書かれていなかったりしますが「商品名 製造販売元」とGoogleで検索すれば、記載されているECサイトやホームページがあったりするので、自分が利用しているコンタクトもまずは製造販売元を調べてみましょう。
販売元が分かったらレンズスペックを調べる
スペック | ワンデーピュアうるおいプラス | WAVEワンデーU+ |
---|---|---|
BC | 8.8mm | 8.8mm |
直径(DIA) | 14.2mm | 14.2mm |
中心厚 | 0.07mm | 0.07mm |
酸素透過係数 DK値 | 30 | 30 |
酸素透過率 DK/L値 | 42.9 | 42.9 |
含水率 | 58% | 58% |
私の方で表に纏めさせてもらいましたが、両製品はまったく同じですね。
医療承認番号が調べられなかった場合でも、まったく同じレンズのスペックがあった場合は、同じ商品の可能性が高いです。
「まったく知らなかった」「商品名 最安値で検索してた」「節約のために商品グレードを下げた」という人もいるかもしれません。こんな方法で節約もできるので是非自身の商品をまずは調べてみて下さい。
実は結構たくさんありますよ!
いつか医療機器承認番号違いの同一商品比較のブログも書いてみたいところです。
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