こんにちは。テゲレッド(@tegered1)です。
テゲレッドが推す5銘柄のうち、4銘柄の直近状況を簡易にまとめてみたいと思います。
テゲレッドが推す銘柄は下記になります。
・サイバーステップ【61億円】
・キャンディル【56億円】
・シンシア【40億円】
・バリューデザイン【31億円】※今回は割愛
・アマガサ【6.3億円】
基本的には将来時価総額に伸びしろがありそうな小型株が好きです。
銘柄としては大きくとも150億円以下を中心にサーチしております。
3810 サイバーステップ ☆☆
同社の株価は下落基調です。その理由を推測すると業績は去ることながら直近では、2019年8月31日に行使期限が到来する有償SO(ほぼ佐藤社長保有)による需給バランスの崩壊が主な理由と思われます。
5月24日には発行価格1,094円にて274,200株を手にしました。佐藤氏→サイバーステップ社に約3億円支払った形になります。
これによりPBRが下がり、赤字ですがEPSも下がったことになります。
今回は、新たに手に入れた株券274,200株を売却しておりませんが、期限はバラバラですが、残り425,800株の予約券を持っております。
近いうちに、残りの425,800株を行使し、そのまま保有すればまだしも、手元に資金がなければ、少なくとも半分は市場内外で売却してくる可能性があるので需給バランスに要注意です。
売上のトップラインがトレバ事業で伸びていることは好感が持てますが、限界利益率が決算書だと他の事業と一緒くたになっているせいで、読めないのが難点です。
8月末期限のSO行使が残っているのか定かではありませんが、気を付けながら集めたいところではないでしょうか。
SO行使が継続的にありそうなので☆2つです。
1446 キャンディル ☆☆☆☆
2019年第2Qの業績と昨対を比較すると、特に営業益以下が昨対で16%~42%伸びており、非常に順調に見えます。
同社の売上利益は「人工×単価×工事現場数」で伸長する会社ですので、仕事の受注と人材確保の両方が上手くいっているものと思われます。
約30億円の、のれんが重たい面はありますが、リペア、住環境向け、商業向け、商材販売と事業が分かれている中で、商材販売以外は売上が伸長しておりますので「減損・特損」の可能性は非常に低いと思われます。
現在、すでに下期突入しておりますが、近いうちに上方修正があるとみています。
文章は短いですが、最も気にしている銘柄です。よ~く有価証券報告書を読むと面白いことも書いてありますので、目を通しておくと良いかもしれません。
下期上方修正ありそうなので、☆4つ。
7782 シンシア ☆☆☆
シンシアワンデーSが発売になり、第1Qでは約1ヵ月間の販売期間となりました。
2018年1Qの眼科向けコンタクト売上は13百万円から2019年1Qは51百万円と小さいですが倍以上。
シンシアワンデーSが1ヵ月投入されただけで、38百万円売上が増えました。同社の粗利率は30%弱ですが、中には粗利10%程度のOEM商品もあります。
シンシアワンデーSの粗利率を40%とすると15百万円の粗利益くらいでしょうか。しかしながら、トライアルレンズ及び人件費を加味すると、まだ赤字な気もします。
売上伸びとトライアルレンズ費用(第1Qは25百万円)のバランスが今後の株価を左右する材料になりそうです。個人的には良い意味で今期は赤字~ちょい黒字くらいしかないと考えています。
前回ブログでご紹介して以降、株価は20%以上アップしており、底堅くなってきたようにも思います。シンシアワンデーSの伸長に期待している人が多いのかもしれません。
今期は新商品の広告宣伝費があるために営業益は厳しそうと判断し☆3つ。
3070 アマガサ ☆☆
アマガサは女性用パンプスを販売するファブレスメーカーです。
業績不振により上場オーナーが経営から身を引き、社員の中で要職を務めていた方が社長へと昇格しました。
しかし、売上が昨対で下がっていくばかりで、いまだ成果と呼べるものはなく、好調なのはネット販売が唯一毎月昨対120%程で推移しているくらいでしょう。
会社全体の売上比重としては卸売り、直店舗販売が高いため、ネット販売の伸びでは販管費をカバーするに至っていません。
最近の特徴としては「マルイ」への出店を強化しています。
通常百貨店などは消化仕入れ契約による契約でテナント貸しをしておりますが、マルイは会社方針で固定賃料制に切り替え始めました。
アマガサがマルイと固定賃料制で契約しているかどうかは分かりませんが、その前提に立つと、固定費(家賃)は増え、損益分岐点が高くなるものの、売上が損益分岐点を超えると、消化仕入れ契約よりは利益率が良くなるという違いがあります。
同社がマルイに出店を強化しているのがどういう理由かは分かりませんが、いずれにしても直販売に力を入れていくものと思われます。
昨対で売上が100%超にならないのが、やきもきしますが、出店の動きから経営者の意図は感じます。
また原価が毎年徐々に下がっており、ついに粗利率45%になりました。2013年は粗利率36.8%でした。粗利改善の努力も垣間見えます。売上が伸びれば営業益が浮上しやすい環境は整いつつあります。
現在リストラも進行中ですので、業績改善までもう少し、といったところでしょうか。
そうそう、同社は自社ビルを保有しています。
私の見立てですと、時価総額は現在6億円台ですが、不動産屋なりに簡易に調べたところ不動産の時価はそれ以上であると見ています。
赤字続きですが、虎の子の自社ビル売却等で、すぐには倒産しなそうです。
業績改善のあかつきには、株価5倍の時価総額30億円~くらいになるのではないか?と信じて、じっくり追いかけています。
月次売上が昨対で100%超の継続が必須ですので☆2つ。
ただし時価総額が著しく低く発行株数はなんと1,920千株と極小。ある意味”マネーゲーム”にも期待。
以上、テゲレッド推薦、4銘柄の雑記まとめでした!
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